田村心(竹内涼真)は、父親が殺人犯として生きてきた31年間、世間から厳しい視線を浴びて生きていた。それを受け入れ励ましてくれる最愛の妻・由紀(上野樹里)から父親を信じてみなさいと言われ、父と向き合う決意をする。突然31年前にタイムスリップしてしまう・・・。
現代に戻って生きた心、待っていたのは変わり果てた歴史だった。父は変わらず、母と兄は亡くなり、姉は行方不明。自分が過去を変えたことで最悪の歴史となったことに後悔する。最愛の妻だった由紀も生きているのではと思い、会いに行く。拘置所の父と再会をし、冤罪を晴らすと約束した心は、姉を訪ねることに。名前を村田藍に変え、姿も変えて生きていた。協力を頼むが内縁の夫との生活を邪魔しないでと拒む。そして心は夫の正体を知り愕然とするのだった…。心は父を救うため無謀な作戦を思いつくが、大きな困難が待っていた…。「第2章 最悪の未来」
再び現代に戻ってきた心、由紀がまだ生きているのではと思い、由紀の実家に向かいそこで由紀と出会う。生きていたことに喜ぶが由紀は心のことを知らなく、記者の仕事をしている由紀は佐野文吾死刑囚の息子だと気付き、話を聞こうとするが心は悲しみに溢れ帰ってしまう。
ある日、文吾の入っている拘置所に向かい、会いに行った心。「僕のことを覚えていますか」と聞き、「心さん…」と答えた。「お父さんと呼んでいいですか。ずっと一人にさせてごめんなさい」と。「ずっと待っていたよ」と文吾は喜んだ。そして金丸が崖から落とされ亡くなり、事件当日、飲み物をすべて捨てたがはっと汁に青酸カリが入っていて事件は起きた。そして文吾の家から青酸カリが発見され、逮捕された。無実を証明すると伝えたが、全部がひっくり返る証言と証拠がない限り変わらないと弁護士に言われたので再審はしないという。
鈴が文吾の元を訪れ、東京にいると言われた。だからあってきてほしいと言われ、鈴のもとに言った心。気付かなかった心だったが、顔を整形し、名も変えていた。旦那がいてお腹に子供もいた。旦那は車いす、それを押していたのは木村さつきだった。
鈴の家に入った心、そこで目にしたのは音臼小の子供と木村の写真が。車いすの男は音臼小にいたみきおだった…。事件での後遺症で車いすに、身寄りのないみきおを木村が引き取ったという。
介護施設で偶然出会った二人、そばにいてほしいと言われ償いのために結婚し別人として生きていくと決めた。もう心と会うのもこれで終わりと言う。そして心と鈴が話しているのを木村は見ていた…。
そのころ、由紀は音臼小事件について記事を書いていた。心は無実を証明するために調べていた時、被害者の集う会を見つけ、乗り込もうとするが…。そこで考えたのは由紀にお願いをして証言、証拠を手にしようと。冤罪の証拠をくれとお願いしようとしていたのだ。「覚悟の上です」関係のない家族を苦しめたのになぜこうもするのか分からないと由紀は言う。「ある人は、信じてみたい、たった一人の父親だから信じてみたい」という心に集いの会のことを教えた。「田村さん、きっと素敵な人なんでしょう、信じてみたいと言ってくれた人は。」「おれの大切な人なんです」と心は由紀を信じて動き出した。
鈴にも行こうと話を持ち掛け、兄弟だとも文吾の子だとも分からずに入れると話していたが、木村に見張られこのことを聞かれてしまった。もう関わりたくないと鈴はその場を離れたが文吾と会ったことを思うと、心に最後の手助けをした。それを監視していた木村は集う会に参加しようとしていた。
集う会になかなか足を踏み入れずにいたころ、由紀がやってきた。父と姉のために冤罪を晴らすときめ、乗り込もうとするが木村がここにいる予想外が起きてしまった。どうしようもなくなった心はあきらめることに。
だが、鈴は行けと。心もお父さんも広々と生きていけるように。乗り切ろうとするが辞めてしまった。「せっかく手にした姉の人生を奪う資格はない。一番悲しむのは父だから…。」とあきらめたとき、由紀が乗り込んだ。
この事件をずっと追ってきた、一番大切なことが分かっていないから。佐野文吾は本当に犯人だったのか。共に村で過ごしてきた人々の証言を読み上げ、「裁判で明かされなかった真実が絶対にないと言い切れるでしょうか。」「彼の無実を信じて戦っている人もいます。佐野文吾は本当に犯人なのでしょうか。真犯人がいるなら佐野家族を悪夢から救うべきではないのでしょうか…。」
後日、由紀の行動によって証言してくれる人が現れた。が、木村は鈴を呼び出し殺害しようとしていた…。
現代に戻り、歴史が変わっていたことに後悔をする心。だが、生きていた由紀に手を貸してもらえることで事件の真相を暴く一歩を踏みだした。
とっても怪しすぎる木村さつき。そしてとっても怖いのはカリウムを用意してあるところ。最後に出てきた鈴を書いているだろう絵は今までの犯行時に出てきたものと似ている。由紀が壇上で話したこと、心と繫がっていることにいら立っている様子もあった。
次回予告に出てきた佐々木紀子がみた犯人は一体誰なのだろうか、木村によって消されていく希望、鈴はどうなるのか。そして木村は鈴に何をさせたのだろうか。第5話も注目です!
タイムスリップした平成元年から再び現代へ戻った心は、歴史が変わってしまうまでは妻だった記者の由紀の協力を得て、父・文吾の無実を証明できるという証言者の松尾から連絡を受ける。それは心にとって、父の冤罪を晴らす唯一の希望の光だった。 その頃、木村さつきに「正体を知っている」と脅されていた村田藍。文吾の娘だと夫の木村みきおに隠し続けてきた藍は、さつきのある謀略に協力させられる。果たして、さつきの魂胆とは何なのか? そして、心は突然、松尾から証言はできないと連絡を受ける。父を救う唯一の希望を失いたくないと、心は由紀に励まされながら必死で松尾に証言を願うが…。
上野樹里さんがマイク持ってから泣き続けた。
— 千鳥ノブ (@NOBCHIDORI) February 9, 2020
泣き続けたよ。#テセウスの船
#テセウスの船
— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) February 9, 2020
第5話 ありがとうございました。
由紀 かっこよかった。救われました。
姉ちゃん…心配だ…
来週も…
父さんの冤罪を勝ち取るために、心さんは頑張る。
5話も応援してください❗️☺️ pic.twitter.com/hbHV4Z9o8O
そして今日、テセウスの船の主題歌にさせて頂いている『あなたがいることで』がダウンロード開始になりました
— Uru (@uru_super) February 9, 2020
心さんからお父さん、家族へ
お父さんから心さんへ
二人の気持ちを歌にしました
是非聴いてください#テセウスの船 https://t.co/OIrmNfXdEc