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『この世界の片隅に』のあらすじ

昭和9年のある日、広島県広島市江波に住む少女・浦野すず（幼少期：新井美羽、大人時代：松本穂香）はお使いに出た帰り道、川原で絵を描いていたところを人攫いに捕まってしまう。しかし、先に捕まっていた少年・周作（幼少期：浅川大治、大人時代：松坂桃李）の機転で逃げ出すことに成功する。無事自宅に帰りついたすずだが、今日の出来事が夢のように思えて…。

時は経ち昭和18年秋。妹のすみ（久保田紗友）とともに祖母・森田イト（宮本信子）の家で手伝いをしていたすず（松本穂香）のもとに叔母が駆け込んできた。江波の自宅にすずを嫁に欲しいという人が来ていると連絡があったのだ。事情がよくわからないまま自宅へと急ぐ道すがら、すずは海兵団へ進んだ幼なじみ・水原哲（村上虹郎）と出会う。てっきり哲が相手の人だと思っていたすずはさらに混乱する。

その頃、浦野家では北條周作（松坂桃李）とその父・円太郎（田口トモロヲ）がすずの帰宅を待っていた。すずの父・浦野十郎（ドロンズ石本）と母・キセノ（仙道敦子）は突然の来客に恐縮しながら会話をつなぐ。周作は以前にすずを見初めたというが、こっそり家の様子を覗いたすずには見覚えが全くなく…。

『この世界の片隅に』のネタバレ感想・口コミ

女性

「この世界の片隅に」このところ戦争を題材にしたドラマがなかったので、子供と一緒に観ることで、戦争について考えるきっかけになった。観ていてとても苦しくなった。今どれだけ恵まれているか、戦争がどれだけのモノを奪うか、良いドラマだったと思う。

女性

戦時中の広島を舞台にした話ですが、のんびりした性格の主人公すずを中心とした当時の一般人の普通の暮らしが描かれていて、なかなか興味深いドラマでした。すずを演じていた松本穂香さんのほんわかした雰囲気がとても良かったです。

女性

『この世界の片隅に』戦争ドラマは辛く悲しく暗いイメージがありましたが、戦時中の日常を舞台にしただけあって陽だまりのような穏やかな場面も描かれていて驚きました。しかし戦争というものは絶対に幸せにはなれないこともこのドラマを通じて知りました。

女性

原作を見たのですが松本穂香さんがおっとりしたすずさんにぴったりだなと思いました。戦争というものがどれほど残酷で人々の当たり前の生活を変えてしまったかを知りました。昔ならではのピュアな愛情表現のシーンにキュンとしました。

女性

「この世界の片隅に」想像を絶する光景の世界を生き抜いたとても強い女性だとおもいました。そして、そんなふうに強い女性になりたいし、旦那様と素敵に歳をかさねれたらと思いました。色んな事の上にある幸せ今を大切にしたいと思いました。

男性

この作品は戦争を扱ったドラマの中でも完成度が高いと思います。変に誇張せずに戦時中を描いている感じが、とても良いと思いました。後半は戦況が不利になり、色々と悲壮感がありますが、それまでは、笑いなどもあるので見やすいと思います。