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映画『不能犯』とは

『戦慄怪奇ファイル』シリーズなどの白石晃士が監督を務め、グランドジャンプ連載のコミックを映画化したサスペンス。何度も変死事件現場で目撃されながらも、誰もその犯行を立証できない主人公が暗躍する姿を活写する。『ツナグ』などの松坂桃李がダークヒーローに挑戦。人の心をいともたやすくコントロールできる謎の男の、善悪を超越した振る舞いに翻弄（ほんろう）される。

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『不能犯』のあらすじ

「・・・愚かだね、人間は」

都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男が目撃される。男の名は宇相吹正（松坂桃李）、 ある電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を残すと、“願い”を叶えてくれる男だ。ただし、依頼人の殺意が純粋でないと、恐ろしい事態を招くという。

さらに、ターゲットは確実に死に至るのだが、その死因は病死や自殺に事故ー

そう、宇相吹の犯行は、＜見つめるだけで相手を死に追いやる＞ため、罪には問われない＜不能犯＞なのだ。果たして、その手口とはー？※PG12

『不能犯』の感想

男性

「貞子vs伽椰子」などを手掛けた白石晃士監督作品です。 ホラー作品を多く制作されているので、ホラー作品ではありませんが、ホラー苦手なので怖いなと思う描写がありました。 主人公はいつも足音が聞こえないようだったので、”人間ではない何か”だと思っています。

女性

松坂桃李さんが善人役以外のキャラクターを演じるのは意外性たっぷりだったが、娼年で見せたような人間のダーティで危うい側面を違和感なく演じていたのは見事だ。 話の筋や細部のディティールにおいて雑さが目立ち、暇つぶし程度に見るなら良いが、ワクワク感や二転三転するようなミステリー感は乏しくややガッカリした印象はぬぐえない。

男性

松坂桃李さんが、持ち前のスタイルと高すぎる演技力で、人外の力を持つヒールをかっこよく成立させているのがさすがでした。抗えない力に振り回される沢尻エリカさんも松坂さんに負けず劣らず美しくて、怖い描写もあるのに全体的に綺麗なイメージが残りました。

女性

大学で心理学を学んでいたのでマインドコントロールが主のこの作品にとても興味があり見ました。主演の松坂桃李さんの演技に驚かされました。好青年の印象が強かったので、とても不気味で気持ちの悪い演技に驚きました。そして、マインドコントロールによって不可能を可能にしてしまう姿に鳥肌がたち、まるで見ている側もマインドコントロールされてるようなそんなきぶんになってしまいました。

男性

松坂桃李さんの迫真の演技力に圧倒される作品でした。目力が強く言葉ひとつひとつに説得力があり、作中の不気味な世界観にどんどん引き込まれていきます。依頼を達成する際の演出も面白く表現されており、序盤の男性に蜂が集まるシーンには思わずぞっとしました。すでに10巻にも及ぶ原作漫画があるということから約2時間にまとめられるのかどうか不安でしたが、ラストがきれいに描かれていて気持ちよく観終わることができました。なにより面白かったのは依頼を達成することで依頼人が不幸になったり、なにかしら人生に大きな影響を及ぼす変化が訪れることです。パズルのようなギミックのあるストーリーでした。

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