宝石店を営むトーマスは、アスペルガー症候群を抱える11歳の息子のオスカーと一緒に「調査探検」という遊びをやり、オスカーに人と関わることを経験させていた。ある日、今まで以上に大規模な調査探検として、ニューヨークに幻の第6区があったとオスカーに話し、オスカーは手がかりの捜索を始めた。
しかし、トーマスをアメリカ同時多発テロ事件により失い、ショックを受けたオスカーは調査探検を中断する。父の死から1年後、オスカーはクローゼットから落ちた青い花瓶の中から鍵を見つけ、その秘密を探るべく、母のリンダと衝突しながらも、鍵が入っていた封筒に書かれた「ブラック」という人物を探すため、ニューヨーク5区をまたぐ472人のブラックの調査探検を再開した。はじめにアビー・ブラックという女性を訪ねるが、夫が去っていく瞬間で手がかりを得ることはできなかった。その後、何人ものブラックという人物を訪ねて回ったが、一向に進展しない。
そのことで度々パニックに陥るオスカーだが、発声障害を抱える、祖母の家の間借り人と知り合う。オスカーの話を聞き、彼も探検に加わることになった。怖かった地下鉄なども使うようになるが、遅々として進まない。彼も戦争で両親を亡くしたトラウマがあり、子どもが好きになれなかったという。オスカーは間借り人と一緒に探検をしているうちに、肩をすくめる彼の仕草が父と似ていることに気づき、祖父であると確信する。間借り人に、父の最期の電話記録を聞かせるオスカーだったが、彼は「君を助けたかったが、傷つけただけだった」という手紙を残してオスカーの元を去ってしまう。
封筒にあった新聞の切れ端から「遺品セール」という言葉を見つけ、最初に会いに行ったアビー・ブラックに連絡して彼女の元夫の会社に行く。元夫は2年前に父が余命2カ月と宣言された時に遺品セールを開き、青い花瓶を妻の誕生日祝にもらっていった人がいたという。父親の遺言に花瓶の中に貸金庫の鍵を入れたと書いてあって渡した男を探していたが、「人探し」のビラも9・11直後であふれ、効果がなかった。オスカーは誰にも話さなかった父からの最後の電話に出られず後悔していることを初めて話す。
鍵について徒労に終わり、自暴自棄になる。見かねたリンダが「普通にならなくて今のままでいい」「私があなたから目を離すと思う?」といい、計画を見抜き、どの家にも先回りしていたことを告白し、初めて悲しみが共有される。「大勢の人が大切な何かを失っていた」という。訪れたブラックさんたちに感謝の手紙を書いて感動を与え、祖父にも帰ってきてと頼む。父が小さい頃遊んでいたというセントラルパークのブランコから「ようやく見つけたね」という父からのメモが発見される。「おめでとう、第6区の存在と自分のすばらしさを証明した」。
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い - wikipedia
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
— ぶん汰 (@bun9482130) 2018年12月5日
苦しくなる。けど暖かい映画。
泣きました。。良い意味で ꒰˘̩̩̩⌣˘̩̩̩⌗꒱
決して暗い映画ではないです。
人間の弱さ、優しさ想いやり、家族、人との出逢いなど……自分が少々忘れがちな大切なものを見せてくれました。人にオススメしたい1本 ((・・*) pic.twitter.com/BEIHTeYjBk
前から観たい思ってた洋画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」観たんだけどクッッッソ泣いた〜〜〜〜。
— T= レナ レI (@YagizaUsagidosi) 2018年12月1日
アスペルガーの知識知ってて良かった pic.twitter.com/k3Rvtn6k2Y
「ものすごくうるさくてありえないほど近い」という映画を観ました。とても良い映画でした。こんないい映画を平成が終わる前に見れてよかった。 pic.twitter.com/isqL261uN6
— Ogawa Naoki (@BonjoviHamasyou) 2018年12月1日
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
— Chocolate (@paddingchoco) 2018年11月29日
また1つ名作に出逢った😢
9.11によって父親を亡くした男の子が、1つの鍵🔑を手がかりにして父の死を乗り越えようと奮闘するお話。
“Sometimes we have to face our fears.”
恐怖と向き合おうと一歩踏み出すオスカーに心打たれた
胸がいっぱいになった😭 pic.twitter.com/AAg4rpIrI5
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
— 廣川裕希 (@yellowdog821) 2018年11月28日
9.11で父親を亡くしトラウマを抱えた少年が、父親の残した鍵の鍵穴を探すべくニューヨークを奔走するお話。
オスカーが出会うたくさんの人たち…
悲しみを共に抱える家族…
心が痛くなるシーンも多いけどラストはじんわり温かくなります。#映画 pic.twitter.com/aIwhqrKdGP
作品名 | ものすごくうるさくて、ありえないほど近い |
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キャッチコピー | あの日父を失くした少年の、喪失と再生のものがたり |
作品のタイプ | 映画 |
作品ジャンル |
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制作年 | 2011年12月 |
製作国 | アメリカ |
制作会社 | スコット・ルーディン・プロダクションズ |
監督 | スティーブン・ダルドリー |
キャスト | トーマス・シェル/トム・ハンクス(江原正士)、 リンダ・シェル/サンドラ・ブロック(本田貴子)、 オスカー・シェル/トーマス・ホーン(武田華)、 間借り人/マックス・フォン・シドー、 アビー・ブラック/ヴィオラ・デイヴィス(山像かおり)、 スタン/ジョン・グッドマン(岡田吉弘)、 ウィリアム・ブラック/ジェフリー・ライト(谷昌樹)、 オスカーの祖母/ゾーイ・コールドウェル(鈴木れい子)、 鍵屋/スティーヴン・ヘンダーソン(楠見尚己)、 ハゼル・ブラック/ヘイゼル・グッドマン(水野ゆふ)、 牧師/デニス・ハーン(山内健嗣)、 マリス・ブラック/ライカ・ドッタヴィオ(高橋里枝)、 アストリッド・ブラック/ブルック・ブルーム(平野夏那子)、 馬屋の少女/クロエ・ローイ(川島悠美)、 少女/ベイリー・グレイ(原島梢)、 バーテンダー/ウィリアム・ユーマンズ(田尻浩章)、 先生/スティーヴン・クンケン(林和良)、 警備員/エヴァ・カミンスキー(岡田恵)、 ロン/ジェームズ・ガンドルフィーニ(カメオ出演) |
話数・エピソード | 129分 |
公式・関連ページ | https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=3436/ |