1942年、日本統治下にあるジャワ島レバクセンバタの日本軍俘虜収容所で、朝鮮人軍属カネモト(ジョニー大倉)がオランダの男性兵デ・ヨンを犯す。日本語を解する俘虜(捕虜)の英国陸軍中佐ジョン・ロレンス(トム・コンティ)は、ともに事件処理にあたった粗暴な軍曹ハラ(ビートたけし)と奇妙な友情で結ばれていく。
一方、ハラの上司で所長の陸軍大尉ヨノイ(坂本龍一)は、日本軍の背後に空挺降下し、輸送隊を襲撃した末に俘虜となった陸軍少佐ジャック・セリアズ(デヴィッド・ボウイ)を預かることになり、その反抗的な態度に悩まされながらも彼に魅せられてゆく。
同時にカネモトとデ・ヨンの事件処理と俘虜たちの情報を巡り、プライドに拘る空軍大佐の俘虜長ヒックスリー(ジャック・トンプソン)と衝突する。東洋と西洋の宗教観、道徳観、組織論が違う中、各人に運命から届けられたクリスマスの贈りものが待っていた。
戦場のメリークリスマス - wikipedia
久しぶりに戦場のメリークリスマスを鑑賞した。
— リカ ニシノ (@isawanudepart2) 2018年12月1日
ああいった投げかけてくるものが多くて、それをきっと色んな面から各々がストーリーを解釈したり、自身に置き換えて思考を深めたりできる映画って貴重だしやっぱ好きだなぁと改めて。
そしてボゥイの圧倒的美しさよ…
大島渚の『戦場のメリークリスマス』では、ポスト・プロダクション中に頻繁に試写が行われた。ある日の試写で、脚を投げ出して観ている態度の悪い外国人がいたが、『戦メリ』のキスシーンを観ると、「映画史上最高のキスシーンだ!」と絶賛した。その外国人こそ、ベルナルド・ベルトルッチだった。 pic.twitter.com/ut1igi4PRn
— 中井寛一 (@ichikawakon) 2018年11月26日
古い映画だけど故・大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』でデヴィッド・ボウイ 演じる英国人捕虜が坂本龍一演じる日本人将校にキスするシーンは「つかみかかろう」 とすることの代償行為だと書いている人がいたのを思い出しました。
— mimizuku (@fshimizu01) 2018年11月23日
作品名 | 戦場のメリークリスマス |
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キャッチコピー | 異常も、日々続くと、正常になる。 |
作品のタイプ | 映画 |
作品ジャンル |
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制作年 | 1983年5月 |
製作国 | 日本 |
制作会社 | ユニバーサル・スタジオ、Oshima Productions、レコーデッド・ピクチャー・カンパニー |
監督 | 大島渚 |
キャスト | ジャック・セリアズ英軍少佐(青年期)/デヴィッド・ボウイ、 ジャック・セリアズ英軍少佐(少年期)/クリス・ブラウン、 ヨノイ大尉(レバクセンバタ俘虜収容所所長)/坂本龍一、 ハラ・ゲンゴ軍曹/ビートたけし、 ジョン・ロレンス英軍中佐/トム・コンティ(吹き替え:池田勝) ヒックスリー俘虜長/ジャック・トンプソン、 拘禁所長/内田裕也、 イトウ憲兵中尉/三上寛、 カネモト(朝鮮人軍属)/ジョニー大倉、 デ・ヨン(オランダ軍兵士)/アリステア・ブラウニング、 ウエキ伍長/飯島大介、 ヤジマ一等兵/本間優二、 ゴンドウ大尉/室田日出男、 軍律会議通訳/戸浦六宏、 フジムラ中佐(軍律会議審判長)/金田龍之介、 イワタ法務中尉(軍律会議審判官)/内藤剛志、 軍律会議検察官/石倉民雄、 日本兵(俘虜収容所勤務)/三上博史,車邦秀、 セリアズの弟/ジェイムズ・マルコム |
話数・エピソード | 123分 |
公式・関連ページ | https://www.imdb.com/title/tt0085933/ |